今回は、マンガと心理学が好きな内向型HSPの僕が「ビッグファイブ」という心理学的な手法を使って、炭治郎の性格を分析してみました。
炭治郎といえば、家族や仲間への思いやりがあったり、鬼側にも優しさを見せるほどの優しさを持っていたり、シンプルにめちゃくちゃいい子。
でも心理学が好きな僕は「心理学的に言えば炭治郎は、どんな性格なのかな?」と興味を持ちました。

そこで今回は、炭治郎は本当にいい子なのかを心理学的に分析していきますので、炭治郎が好きな方や、炭治郎の性格についてもっと知りたい方、鬼滅の刃を新しい視点で楽しみたい方はぜひ読んでいってくださいね!
そもそもビッグファイブとは?心理学で使われる性格分類のこと
ビッグファイブとは、心理学の分野でも使われている性格分類のこと。
オレゴン大学の心理学者ルイス・R・ゴールドバーグという頭のいい学者さんが、「性格っていろいろな要素があるけど、結局5つの要素で説明できるよね」と考えて体系化したものなんです。
ビッグファイブの5つの要素
- 誠実性…真面目で自己コントロール力が高い
- 開放性…好奇心や想像力が高い
- 協調性…チームワークや思いやりを大切にしている
- 外向性…社交的で活発
- 神経症的傾向…メンタルが弱く、ネガティブな感情に支配されがち
ざっくりと、その要素は上記の5つです。
現在までにいろいろな実験が行われており、その正確性はあらゆる分野で確かめられています。



巷では「最も信憑性の高い性格テスト」と言われていたりするのが、ビッグファイブなんです!
診断するのはなかなかハード
そんなビッグファイブですが、本家を受験するには
- 100問以上の質問なければならない
- そもそも有料なのでお金がかかる
と、なかなかハードなんですよね。
簡単でも良いからビッグファイブテストを受けたい
そんな世間の声に応えるべく、ロンドン大学のチャモロ・プレムージク博士がショート版のビッグファイブを開発してくれました。



10問の設問に答えるだけなので5分もあれば終わりますし、そのうえ無料です!
ありがとう!プレムージク教授!
炭治郎は協調性や外向性がダントツで高いのは言わずもがな、神経症的傾向が低そうなイメージがありますよね。
家族を亡くしたつらい過去を乗り越えて、力に変えているわけですからね…。
では実際のところどうなのか、さっそく見ていきましょう!
ビッグファイブで竈門炭治郎の性格を分析してみた
まずは10個の設問に、0(まったくあてはまらない)〜4(完全にあてはまる)の5段階で答えていきます。
- 1.初対面の人に合うのが好きで、会話を楽しめる
-
4
(初対面の人に対してもきちんとお礼を言えたり、キヨちゃんたちとも楽しそうに話していた)
- 2.人に対して思いやりがあり、差別せずに行動できている
-
4
(鬼や列車に対しても思いやりを見せる)
- 3.物事をきっちりと手際よく、適切に行う
-
3
(修行にはちゃんと取り組むが、決してスマートとは言えない、泥臭い努力)
- 4.心配事が多く、不安になりやすい。気分の浮き沈みが激しい
-
0
(悩むことはあるが、決してネガティブ感情に支配されることはない)
- 5.好奇心やクリエイティビティが高い。新しいものが好き
-
1
(新しいものに興味を示す描写はそれほど見られない。どちらかといえば頭が堅い)
- 6.恥ずかしがり屋で物静かな性格。パーティなんかは苦手
-
0
(パーティはなんとなく好きそう。恥ずかしがり屋でも物静かでもない)
- 7.思ったことをすぐ口にする。他人に同情することはめったに無い
-
1
(同情はたくさんするものの、槇寿郎への物言いなど、割と何でも口にするタイプ)
- 8.後先考えずに行動して、ギリギリまで物事に手をつけない性格だ
-
1
(修行を先延ばしすることなくきちんとこなす。伊之助が折れていたキヨちゃんたちとの稽古も一人だけ受けていた)
- 9.リラックスしていて落ち着いている。めったに悩まない
-
3
(基本的に落ち着いている描写が多い。悩みも力に変えている)
- 10.物事を現実的に考える。常識破りなことはせず、保守的である
-
3
(ヒノカミカグラもある種、自分に合った呼吸を使うというセオリー通り)



もちろん個人の感想ですので、これが絶対ではありません。
あなたの意見も、ぜひコメントに書いていってくださいね!
得点を計算してみよう!
さて、10の質問に答え終わったので、結果を確認していきましょう。
計算方法は簡単で
- 1〜5の質問は点数そのまま
- 6〜10の質問は反転させる(ex.1→3、4→0)
これを5つの要素ごとに合計するだけです。
- 外向性…1と6の点数を足す
- 協調性…2と7の点数を足す
- 誠実性…3と8の点数を足す
- 神経症的傾向…4と9点数を足す
- 開放性…5と10の点数を足す
判断のポイント
・0〜4は低め
・5〜8は高め



満点が8点ということですね。
結果はこんな感じになりました!
外向性
8点
協調性
7点
誠実性
6点
神経症的傾向
1点
開放性
2点
結論:やっぱり炭治郎は心理学的に見てもいい子だった
ビッグファイブという心理学の手法を使ってみると炭治郎は、外向性と協調性が鬼のように高く、メンタルが強いことが分かりました。
つまり、想像通りのめちゃくちゃいい子だということがわかったわけです。
その一方で開放性が2点と低く、新しいものへの姿勢や好奇心がかなり低くなりました。
ただあくまでも個人の感想であり、エンタメですので、もちろんこの結果が正しいわけではありません。
より鬼滅の刃の世界を楽しむひとつの手法として、捉えていただければ幸いです。



今回は以上です!
他にも「このキャラの分析してほしい」などのリクエストが有りましたら、コメントで教えてくださいね〜!
一緒に作品を楽しみましょう!