この世に生まれて一人ぼっちなんて事は
絶対にないんだで
ONE PIECE第397話”未来へ届くように”より引用
幼きロビンへ向け、当時海軍中将のサウロが伝えた名言です。
友達はおろか、本物の家族すら知らなかったロビン。悪魔の実の能力者であることもあり、化け物扱いされる始末です。でも考古学者クローバー博士たちと一緒にいる時間は、辛い仕打ちも気にならないほど、ロビンにとって大切な時間でした。
しかしある日、クローバー博士が世界的にタブーとされているポーネグリフの研究を進めていることが発覚。バスターコールが発動され、海を覆い尽くすほどの政府の軍艦が押し寄せます。
島を丸ごと焼き尽くす砲弾の攻撃に遭い、オハラは滅亡。たまたま島に流れ着いたサウロも、かつての友、クザンの手にかかります。しかしロビンだけは逃がそうと、サウロは必死に声をあげます。
サウロがいなきゃ海に出てもまた一人ぼっちだと悲しむロビンに対し、「いつか必ず仲間に出会える」と。「この世で一人ぼっちなんて事はないんだ」と、自身の身を顧みずに伝えました。
そんなロビンは、「デレシシシ」と笑いながら、オハラを無事に出港しました。ロビンがその後の辛い生活を耐え、ルフィたちに巡り会えたのもサウロのこの名言があったからに間違いありません。
サウロ、マジでありがとう…。
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