原作が完結してもなお、未だに大人気作品の「鬼滅の刃」ですが、この鬼滅の刃には刀鍛冶の里と呼ばれる鬼殺隊の日輪刀を作っている秘密の里があります。
鬼殺隊にもバレてはいけない場所で、行く時は目隠しや匂いでバレないように鼻栓をし「隠」といわれる人達におぶって貰ってやっと到着するという徹底ぶりです。
遊郭編で刀が折れていた炭治郎は、刀を打って貰うためにその刀鍛冶の里へと向かいます。
その刀鍛冶の里には沢山の職人達が存在しており、その里の住民で「刀鍛冶 見習い」として登場するのが「小鉄」という少年になります。
今回はその小鉄君についてのプロフィール、素顔や初登場シーンなどなど紹介します。
※ここからネタバレがありますのでご注意ください。

小鉄君のプロフィール
名前 | 小鉄 (こてつ) |
性別 | 男 |
年齢 | 10歳 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
好きなもの | 若い娘 |
役職 | 刀鍛冶見習い |
「刀鍛冶の里編」で登場する小鉄君ですが、可愛らしい見た目から隠れファンの方も多いのではないでしょうか?###
性格
炭治郎の刀が折れた際に、刀鍛冶の里に訪れるのですが、その際に小鉄君が炭治郎に稽古を付けることによって、実力アップに大きく貢献しています。
小柄で可愛らしい見た目とは裏腹に芸能人の有吉さん程に毒舌です。刀鍛冶編では「霞柱 時透無一郎」が登場するのですが、無一郎と小鉄君が揉めていた直後に無一郎についての悪口を、炭治郎が引いてしまう程の毒舌加減で話していました。
相手は格上の存在なのに立ち向かって行く姿から、負けず嫌いな性格という事がわかります。
また、炭治郎に稽古を付けていた理由としては炭治郎を強くして、無一郎に勝たせ後で無一郎を罵る為でした。この行動からとても執念深い性格だとわかります。
小鉄君の性格をまとめると「 毒舌、負けず嫌い、執念深い」ですね。
1度突っ走ると止まることを知らないという、1つの事にひたすらに真剣に立ち向かえるという性格は、私もぜひ見習いたいです。
得意な事
1度突っ走ると止まることを知らない暴走気味な小鉄君ですが、彼の得意とする事は分析する事です。
炭治郎との稽古の際に、1回だけ炭治郎の刀さばきを見るだけで的確なアドバイスをしています。まだ、10歳の少年からそのような的確なアドバイスが貰えると思ってなかった炭治郎が凄く驚いていました。
ですが、その凄すぎる分析能力故に、自らの刀鍛冶としての能力が低すぎる事を的確に捉え、落ち込んでいたという場面もあります。
小鉄君の初登場シーン
小鉄君が初登場シーンは、単行本12巻の101話です。
炭治郎の日輪刀が折れた際に、刀鍛冶の里に鋼鐵塚さんを求めて訪れるのですが、鋼鐵塚さんが全然見つからず、その際に「恋柱 蜜璃」に遭遇します。
蜜璃も刀を研いでもらうために里に訪れていましたが、先に里を離れる事になった蜜璃は炭治郎に里に隠された秘密の武器の事を教えます。
翌日、炭治郎はその武器を探す為里を徘徊していました。
その時、霞柱の無一郎と争っているひょっとこ顔の少年がいました。その少年が小鉄君になります。
小鉄君の気になる素顔は?
小鉄君の素顔についてですが、本編では小鉄君の素顔については明かされていません。
本編では、時透無一郎を助ける為にお面をずらすのですが、その部分しか見えないため素顔全てを把握することは出来ませんでした。
しかし単行本13巻のおまけページで小鉄君の素顔が描かれ、気になる素顔が明らかになりました。
普段、刀鍛冶の里にいる住民達は皆ひょっとこのお面を付けて生活しています。
何故ひょっとこのお面かといいますと、ひょっとこのお面は元々「かまどの神様、『火男』」が語源で、刀鍛冶というかまどや炉は欠かせない物なのでひょっとこのお面を付けています。
刀鍛冶見習いの小鉄君も皆同様にひょっとこのお面を付けていますが、おまけページでお面をとった素顔が出てきて「可愛い」という声が殺到したとの事。
その素顔ですが、口以外はひょっとこそっくりで、太い眉とまん丸の目、そして赤い頬。
お面のひょっとこと瓜二つです。街の住人は作者からは、お面と似すぎていてお面要らないんじゃないか と言われる程です。
その可愛いらしい素顔と毒舌というギャップにやられたファンの方も多いと思います。
小鉄君と無一郎は犬猿の仲!?
鬼滅の刃の刀鍛冶の里編では、霞柱の時透無一郎が登場します。
この時透無一郎もかなりの毒舌キャラで、修行のために刀鍛冶の里に代々伝わる、戦闘用からくり人形 「縁壱零式」使おうとしていたのですが、 壊れかけという理由で使わせたくない小鉄君と口論になっていました。
ですが無理やり無一郎は、鍵を奪い取り修行をしていきます。
分析力に長けている小鉄君は、あと1~2回縁壱零式を使用すると壊れる事を知っていたので、それを無一郎に伝えたところ「こわれるからなに? また直せばいいじゃん」「度が超えて頭が悪い子みたいだね」と発言。
それを聞いた小鉄君は自分に直せる技量がないと知っているので、泣きながら走り逃げていきました。
無一郎は正確な事を言うのですが、配慮に欠けてる部分があります。
ですが、まだ10歳の子にこれは流石に言い過ぎですよね。
始まりはこのように口論から入り、犬猿の仲の様に思えましたが、刀鍛冶の里に上弦の鬼が2体も出現します。日輪刀を打つ刀鍛冶を消し、鬼殺隊の戦力を無くすためです。
その上弦の鬼の1人、玉壺の術で作られた鬼に追われていた小鉄君。危うく捕まりかけたその時、無一郎が小鉄君の命を救います。
それから小鉄君を逃がし、無一郎と玉壺の戦いになるのですが、時透無一郎が敵の技・水獄鉢という技で身動き取れない状態になり、空気も尽き、諦めかけた時、あんなに仲悪かった小鉄君が泣きながら無一郎の事を助けようと走ってきます。
ですが、無一郎が突破できなかった水獄鉢を小鉄君がどうかする事なんてもちろんできるわけありません。
小鉄君が無一郎を助けてる最中に、敵の攻撃が後ろから小鉄くんに突き刺さります。初撃は何とか耐えたのですが、二激目がみぞおちに入り致命傷となります。
それでも立ち上がり無一郎を助けようとする小鉄君。 この姿は本当に感動しました。
無一郎を助ける為に小鉄君が選んだ手段は、自分の体内の空気を無一郎を閉じ込めてる水獄鉢に送り込む事です。
その時、意識が薄れ薄れで幻覚が見えてきていた無一郎は、昔誰かに言われた言葉を思い出します。
「人の為にすることは巡り巡って自分の為になる。 そして人は自分ではない誰かの為に信じられないような力を出せるんだよ。」というセリフです。
その言葉に対して、「分かってる」といって小鉄に貰った空気を吸い込み、技を放ち見事水獄鉢から脱出する事ができました!
最初は小鉄君が死亡してしまったと思ってましたが、間一髪無一郎が助ける事に成功しました。
お互いがお互いを助けようとする姿は本当に感動します。
小鉄くんの名言、名ゼリフ
お次は小鉄君の名言、名ゼリフのまとめを紹介します。
小鉄君は毒舌キャラとご紹介しましたが、可愛い印象からの毒舌が本当にギャップが凄すぎて面白いです。
セリフ1
炭治郎さん強くなってください
そして奴にこう言うんです
その程度か?ゴミカスが
髪長すぎなんだよ切れ昆布頭
チビ
不細工の短足
切腹しろ恥知らず
鬼滅の刃12巻104話より引用
こちらのセリフは小鉄君が炭治郎に言ったセリフで、 無一郎の事を凄く悪く言ってます。
炭治郎に修行を付ける前で、炭治郎を強くして無一郎にめちゃくちゃ言おうとしてるところです。
流石の炭治郎もドン引いて、流石に言えないと言ったら「打ち首獄門がいいですかね?」とまた新しい暴言が…。笑
この小鉄君と炭治郎のやり取りは本当に面白かったので、おすすめの場面です。
セリフ2
昆布頭とか言って悪かったよう
ごめんなさい〜‼
鬼滅の刃13巻108話より引用
セリフ1の発言から、仲悪い印象でしたが、小鉄君が上弦の鬼・玉壺の術で作られた鬼に追いかけ回され、危うく捕まりそうになった時に無一郎が助けに来てくれて、 その時に小鉄君が無一郎に言ったセリフです。
泣きながら抱きつき、今まで言った事を謝っていて可愛い印象です。
単行本12巻〜13巻では小鉄君の登場シーンが多く、この他にも色々な毒舌セリフや名セリフがあるのでぜひ読んでみてください。
まとめ
大人気作品の鬼滅の刃、今回は刀鍛冶編で出てくる小鉄君のプロフィールや初登場シーン、無一郎とのやり取り、名言・名ゼリフなど紹介しました。
可愛らしい見た目と毒舌というギャップが印象に残りますよね。
性格は負けず嫌いで執念深い、1つの事に突っ走るという性格ですが、分析能力に長けている小鉄君。この文を読んで頂いた方で隠れファンが出来てくれたら嬉しいです!
時透無一郎と炭治郎、小鉄君のこの3人のやり取りは本当に面白くて見応えがあります。
また、この刀鍛冶の里編から一気にストーリーが進んでいくためバトルシーンも増え、鬼殺隊の技を見る機会も増えるので、そこも派手で見応えがあります。
まだここまで原作読んでいないという方がいましたら、小鉄君の毒舌キャラを楽しみながら読み進めてくださいね。
一緒に作品を楽しみましょう!