こんにちは、ばちといいます。
今回は、鬼滅の刃9巻72話「お嫁さんを探せ」についてお話します。
善逸の潜入から炭治郎の聞き込みが描かれ、さらにまきをさんが初登場した72話。
この記事では、そんな72話のあらすじやネタバレ、読み返した感想について解説します。記事後半では、鬼滅の刃72話に関するクイズもありますので、ぜひ最後までご覧ください!

一緒に鬼滅の刃を楽しんでいきましょう!
※ここから先ネタバレを含みますのでご注意ください
【ネタバレあり】鬼滅の刃72話のあらすじ。重要な情報盛りだくさん
72話では、炭治郎たちの潜入調査がメインに描かれました。
主なストーリー展開は、下記の4点。
- 蕨姫(わらびひめ)というキャラが登場
- 善逸が無事就職決定
- 遊女たちの噂話が何やら重要
- 巻きを参賀初登場。しかし…
一つずつ、くわしく見ていきましょう!
蕨姫(わらびひめ)というキャラが登場
71話にて、伊之助を引き抜いた荻本屋の遣り手。
濃い化粧を施していたものの、伊之助の素顔が美形であることを見抜いていたことが分かりましたね。
その際彼女は、下記のように発言をしました。
仕込むわよォ仕込むわよォ
京極屋の”蕨姫”やときと屋の”鯉夏”よりも売れっ子にするわよォ
鬼滅の9巻72話より引用
伊之助をライバル店にも引けを取らない花魁に育て上げよう、という強い気概が感じられますね。
この発言で注目すべきなのは、蕨姫というキャラの存在。
前回登場した、鯉夏花魁と同列に扱われていることから、どうやら蕨姫は京極屋の花魁っぽいと予想が出来ますね。
善逸が無事就職決定
場面は変わりまして、ものすごい形相で三味線を弾いている善逸。
どうやら京極屋へ潜入できたようですが、その過程で天元とひと悶着あったようです。
便所掃除でも何でもいいんで貰って下さいよォ
いっそタダでもいいんでこんなのは
鬼滅の刃9巻72話より引用
善逸の頭をべしべしと叩きながら、そう言う天元。
もともと天元に嫌悪感を抱いていた善逸は、この発言に怒り心頭。
見返してやるあの男…‼
アタイ絶対吉原一の花魁になる‼
鬼滅の刃9巻72話より引用
自分を捨てた天元を見返そうと、花魁になることを志す善逸でした。(なりません)
遊女たちの噂話が何やら重要
そしてそして場面は炭治郎の潜入するときと屋へ移ります。
鯉夏花魁の部屋での遊女たちの会話が超重要。
- 窓から落ちて亡くなった”京極屋の女将”
- 借金を返すことなく遊郭から消える”足抜け”
- 足抜けしたと噂される”須磨花魁”
上記のような、かなり重要そうな話がいくつか出てきましたね。
ときと屋に潜入した須磨は、どうやら鬼の手にかかってしまったようです。
「足抜けする」と書かれた日記があったようですが、炭治郎も推測するようにおそらく日記は鬼による偽装。
須磨の安否が気になるところです。



話はそれますが71話で解説したように、花魁はほんの一握りの存在。くノ一である須磨が花魁にまでなれたのはすごいことですよね。
まきをさんが初登場。しかし…
72話の最後のページで、まきをさんのビジュアルが描かれました。
まきをが病気をしているとの噂を聞きつけた伊之助。
しかし病院にも行かず、部屋にこもりっきりなんだとか。
具合が悪いって言ったきりで病院にも行かないしそろそろ女将さんに引きずり出されちゃうわよ
私今ご飯持って行ってあげたのよ
とりあえず部屋の前に置いてきたけどさ
鬼滅の刃9巻72話より引用
伊之助は、こう発言したキャラの来た方向を頼りに、まきをの部屋を目指します。
しかし病気をしていたというのも、鬼が作り上げた嘘。
帯のようなもので捕まり、血を流しているまきをが最後のページで描かれました。



ここがまきをの部屋だとすると、伊之助と鉢合わせることになりそうですが…。
鬼滅の刃72話を読んだ感想。鯉夏花魁の描き方がうまい
全体的にシリアスな展開で進んだ72話。
今後のストーリーに関わる重要な回であることは間違いないでしょう。
しかし、その中にも時折笑いを混ぜてくれていて、まだまだ気楽に読めるかなといった印象でした。
次の73話くらいから、物語がガツンと動き出しそうなので、つかの間の休息かもしれませんが…。
鯉夏花魁は味方なの?敵なの?
72話を読んで一番感じたのは、鯉夏花魁の描き方がすごく巧いなということ。
基本的に優しいキャラとして描かれていて、実際に柔らかい印象の語り口だったり遊女にお菓子をあげたりなど、味方サイドのキャラだろうと予測出来ます。
でも、なんだか怪しくも見えるんですよね。
どこを見ているのか分からない虚ろな目や、須磨の足抜けについて探ろうとした時に話を遮るように現れたそのタイミングが、鬼側の陣営でも違和感のない描き方でした。
刑事モノによくある、いい人が犯人だった的なパターンもありえるんじゃないかと思いましたね。



結局鯉夏花魁は味方なのか敵なのか、そこに注目して読んでみてください!
炭治郎の素直さが分かる
その後結局、鯉夏花魁は須磨について話してくれるのですが、炭治郎は本当にいい子だなと思わせてくれます。
須磨の情報を聞き出す際に素性を疑われた炭治郎は、自分は須磨の妹であると嘘をつく炭治郎。
そのときの顔がヤバいんです。
下唇を噛み、白目をむいているような表情になるんですが、正直者過ぎて真顔で嘘をつくことが出来ないことが理由なんだとか。
真っ直ぐで正直者な、炭治郎のキャラクター性がよく伝わってくる描写です。
上弦とのド派手なバトルが早く読みたい
最後に、天元のモノローグから。
気配の隠し方の巧さ…地味さ
もしやここに巣食っている鬼…上弦の鬼か?
だとするとド派手な”殺り合い”になるかもな
鬼滅の刃9巻72話より引用
無惨のパワハラ会議と無限列車での戦いにより、下弦の鬼は全滅しましたね。
現存する鬼の中で、気配をうまく隠せるような実力がある鬼は上弦の鬼のみ。
ストーリーの流れ的にも、上弦の鬼とぶつかると考えてほぼ間違いないでしょう。
前回上弦の参・猗窩座との戦いには手も足も出せず、悔しい思いをした炭治郎たち。



遊郭にて雪辱を果たせるのか、注目していきましょう。
鬼滅の刃72話で覚えておくべきポイントをクイズ形式で紹介!
「一回読んでも、暫く経つと細かいところが抜けちゃうんだよなぁ」
その理由は、アウトプットしていないから。
読んで終わりだと、脳が「これは大事な情報じゃないんだな」と判断して、記憶に残してくれないんです。
じゃあどうすればいいかと言うと、頻繁に思い出すこと。
そうすることで、これは重要な情報だと脳に伝えられるので、何もしないよりは格段に記憶に残りやすくなるんです。
今後の鬼滅の刃をより楽しむためにも、下記のクイズに定期的に挑戦してみてくださいね!
Q1. 伊之助が潜入しているのは、〇〇屋
Q2.ときと屋の遊女たちが噂をしていた、窓から落ちて亡くなった女将。どこのお店の女将?
Q3.足抜けとは?
Q4.荻本屋に潜入していた宇髄の嫁の名前は?
鬼滅の刃72話あらすじまとめ
今回は以上です。
今後のストーリに絡んでくるであろう重要な情報が、多数登場した72話。
最後のワンシーンでは、まきをさんが鬼に捕まってしまっている様子が描かれたことから、73話ではより展開があると考えられますね。
そんな73話の感想も随時更新予定なので、ブログをブックマークしてお待ちください!
一緒に作品を楽しみましょう!