今回は、今話題の人気コミック「怪獣8号」に登場する「神楽木葵」についてまとめてみました。
怪獣8号は「燃える展開」が魅力的なジャンプ漫画です。ストーリーも王道でアツく、それを彩るキャラクターも個性的で魅力にあふれています。
そんな登場人物の1人である神楽木葵は、一見するとクールで物静かなキャラクターですが、成長へのアツい想いと仲間への信頼が魅力的なキャラクターです。
今回はそんな葵について、基本プロフィールから戦闘スタイル、名セリフなど、さまざまな魅力を紹介していきます!

これまで葵に注目していなかった方こそ、ぜひご一読くださいね!
※最新話までのネタバレを含みますので、ご覧になる際はご注意ください。
神楽木葵(かぐらぎあおい)のプロフィールまとめ
年齢 | 不明 |
身長 | 183cm |
誕生日 | 5月20日 |
好きなもの | スポーツ(特にバスケ) 歴史小説 ハムスター |
性格 | クールで物静か |
葵は、陸上自衛隊からの転向により防衛隊に入隊したという異色の経歴をもつキャラクターです。
褐色の肌、口数の少ない物静かな性格、そして上官の中ノ島からは「ワイルド系」と評される振る舞いが特徴的です。
葵の少ないセリフの中にも、主人公である日比野カフカには「もっと力を引き出せ」、出雲ハルイチには「我流が過ぎる」となかなか辛口な発言が際立ちます。



しかしカフカの勝負事にとことん付き合ったり、同期とのぼせるまで風呂場で話し込んだりと、付き合いの良さもあわせもっていますね!
そして葵を語るうえで欠かせないのが、同期のハルイチの存在です。
初任務以降、ハルイチとともに中ノ島小隊に配属されており、任務では常に行動を共にしています。
また葵とハルイチの特徴も上官の中ノ島から「ワイルド系と爽やか系」と評されるように対照的。
戦闘スタイルも「基本に忠実」と「我流が過ぎる」と真逆と言ってもいいのですが、いざ実戦になると阿吽の呼吸で連携しています。



これは2人の能力の高さと、互いへの信頼の強さがうかがえます。
葵の初登場シーンは?
第4話の編入試験の二次試験にて、葵は初登場を飾りました。
「過去最高の豊作年」と呼ばれる世代であり、その多くが討伐大学や討伐高専の卒業生でしめられる中、葵は「陸上自衛隊から」編入という異色の経歴をもって登場しました。
将来を約束された陸上自衛隊からわざわざキャリア変更をした葵ですが、その理由をハッキリとは口にしていません。
ただ「亜白ミナに憧れて」防衛隊を目指した伊春や「目標はミナ」と明言しているハルイチに対して「同じく」と言っていることから、ミナがキッカケであることに間違いないようです。



改めて、ミナの人気は凄まじいものですよね。
葵のざっくりとした遍歴
- 陸上自衛隊で若手のホープと呼ばれるほどの実績を残す
- 防衛隊編入試験を受験、無事合格。日比野カフカたちと同期で入隊
- 出雲ハルイチとバディを組み、中ノ島小隊に配属される
- 立川基地襲撃後、ハルイチと共に金沢基地に一時的に移籍する
神楽木葵(かぐらぎあおい)の戦闘スタイルは?
防衛隊の標準装備である銃を使用し、仲間と連携して戦う集団戦が葵の戦闘スタイルです。
また何度もお伝えしているとおり、初任務以降はハルイチとバディを組んでおり、2人の連携が徐々に洗練されていく姿が作中で描かれています。
第4話で防衛隊のスーツを初めて着用した際の解放戦力は15%。「10%超えなんて年に一人出ればいいほう」とされているため、素質の高さが垣間見えた瞬間でした。
立川基地襲撃時には相方のハルイチが解放戦力36%を出しており、問題なく連携していた葵もおそらくは同じくらいの解放戦力に至っていたはずですが、くわしい数値は明かされていません。
また現時点では、葵に専用武器は支給されてはいません。



しかし「優秀な新人を全部隊で育成していく」という防衛隊の育成指針を考えると、いずれは葵にも専用武器が支給されるのではないかと期待が集まりますね!
神楽木葵(かぐらぎあおい)の名言、名セリフまとめ
クールで口数が少ない葵。
そんな彼の真意はなかなか見えにくいものの、時折口にする言葉にはその一端が見えることもあります。



ここではそんな、葵の性格や人となりが見えるようなセリフをピックアップしました!
お前は我流が過ぎるんだ
お前は我流が過ぎるんだ
基本をおろそかにする傾向がある
怪獣8号3巻22話より引用
初任務の慰労会にて、ハルイチとお互いの戦闘スタイルの問題点を指摘しあっている場面での一言です。
松本先生が作者コメントで「戦術基礎は同期の中でNo.1」とおっしゃっていることからもわかるとおり、基礎を重視するスタイルがよく表れているセリフです。



これに対しハルイチも「基本に忠実過ぎて連携時にひと呼吸遅い」と負けじと言い返しており、2人のライバル関係がよく反映されていますね!
囮役を買ってやる回り込めハルイチ!!
囮役を買ってやる
回り込めハルイチ‼
怪獣8号3巻25話より引用
先述の慰労会の後、怪獣10号が立川基地へ襲撃した時に、ハルイチと2人で余獣を迎撃した際のセリフです。
先ほど挙げたような憎まれ口をハルイチと散々叩き合っている葵ですが、いざ実戦となれば即座におとり役を買って出ます。そしてハルイチも、瞬時に対応して連携を見せてくれました。



葵の男気とハルイチへの信頼が見えた瞬間でしたね!
俺は俺より強い奴しか敬わん
俺は俺より強い奴しか敬わん
怪獣8号3巻22話より引用
これも初任務の慰労会でのセリフです。
ふてぶてしい態度の葵に、カフカが「ちったぁ年上を敬わんかい」と怒鳴ったときの葵の返答です。
葵が敬意を払うのは「強さ」というシンプルなもの。そしてそれをハッキリと口に出す、葵の実直さがよく表されていますね。
またこのセリフだけでは、かなり不遜な印象が残りますが、この後しっかりと腕相撲でカフカを圧倒しました。
さらに指相撲でも勝利し、しっかり「強さ」を示したうえで、尻相撲まで付き合ってくれたようです。(コミックス3巻カバー下参照)



松本先生がコメントしているように「絡むと意外に応えてくれるノリの良さ」がよく出ていますね!
強くなりたいのはお前だけじゃないぜレノ
強くなりたいのはお前だけじゃないぜレノ
怪獣8号4巻34話より引用
葵たち若手のホープが他部隊に移籍する話が出たシーンで、「俺はもっと強くならなきゃいけない」と覚悟を示した市川レノに向けた言葉です。
怪獣8号の正体の発覚や立川基地襲撃などの群発型大災害の危険、さまざまな事件が畳みかけてきた中で「強くなること」への想いをよりいっそう強くした葵の覚悟が見てとれます。



このセリフと同時に「フン」と鼻を鳴らしており、しっかりとそのクールっぷりも見せてくれました!笑
【怪獣8号】神楽木葵(かぐらぎあおい)まとめ
コミックス6巻の時点では「陸上自衛隊からキャリア変更した理由」など、出生などは不明なままですが、今後フィーチャーされることに期待しています。
口数が少なく自身のことを饒舌に語らない葵ですが、ふとしたところにアツい想いや人付き合いの良さがかいま見える、なんやかんや仲間想いなところが魅力的なキャラクターですね。
現在はハルイチとともに金沢基地に転属している状態です。新しい環境が彼にどういった成長の機会を与えるのか、今から楽しみですね!
今後も激アツ展開が続くことが予想されますので、まだ単行本をもっていない方は下記の記事を参考に、お得に集めることをおすすめします。
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