今回は、今話題の人気コミック「怪獣8号」に登場する「市川レノ」についてまとめてみました。
怪獣8号は「燃える展開」が魅力的なジャンプ漫画です。ストーリーも王道でアツく、それを彩るキャラクターも個性的で魅力にあふれています。
この記事ではそんな登場人物の1人であるレノについて、基本プロフィールから戦闘スタイル、名セリフなど、さまざまな魅力を紹介していきます。
※最新話までのネタバレを含みますので、ご覧になる際はご注意ください。
【怪獣8号】市川レノ(いちかわれの)のプロフィールまとめ
年齢 | 18歳 |
身長 | 174cm |
誕生日 | 4月12日 |
好きなもの | 音楽 料理 少年漫画 |
市川レノは、主人公である日比野カフカや四ノ宮キコルと同期の防衛隊員です。
見た目も性格もクールなキャラクターでありながら、とても正義感の強く、仲間を守る気持ちは人一倍強いところが印象的です。
一方で、クールながらも頻繁にツッコミを入れるわリアクションもいいわで、個性豊かなキャラクターでもあります。とくにカフカとのやり取りは必見で、松本先生も「カフカの相棒」と表現しています。
初登場時はそれほどカフカに興味を示しませんでしたが、怪獣に襲われそうになったところをカフカに助けられた一件から、カフカのことを尊敬しています。
レノの初登場シーンは?
レノは実は、第1話から登場しています。
レノは、カフカの勤務先である「怪獣専門清掃業者モンスタースイーパー」にアルバイトとして入ってきました。レノは防衛隊を目指しており、防衛隊選抜試験対策として解体業であるこのバイトを選んだのです。
ある時同じく防衛隊を目指していたカフカに対して、なぜ諦めてしまったのか問います。これが2人の初めての会話となります。
カフカはこの問いについて、不意打ちで痛いところをつかれたこともあり、才能の壁に阻まれて諦めたという経緯を軽いノリでレノに話しました。レノはこれに対して冷めたような目で、カフカと違って自分は諦めないという旨を言い放ちます。
先輩であるカフカに対して生意気な態度で接しており、愛想のよくないイメージをつける初登場を飾りました。
カフカが怪獣8号であると知った初めての人物
お互いの印象はマイナスのスタートを切ったように見えましたが、レノが怪獣処理に苦労しているところをカフカが助けたことをきっかけに、2人の仲はたった1日で良い関係への様変わりしていきます。
その日の仕事終わりに2人で話しているとき、なんと突如レノに余獣が襲いかかってきました。カフカは、レノを助けるために1人で怪獣に立ち向かいます。
すぐに防衛隊が駆けつけたため事なきを得たものの、怪我をしたため2人とも入院することになります。隣同士のベッドに横になりながら、今日の出来事や防衛隊について語り合います。
レノにも背中を押され、カフカは再び防衛隊を目指すとカフカが誓ったその時、羽の生えた小さな怪獣が「ミツケタ」突然現れ、カフカの口から体中に入り込みんでいきました。
カフカが怪獣を飲み込んだ次の瞬間、なんとカフカは怪獣8号へと変貌してしまうのです。このシーンにレノは同席しており、カフカが怪獣8号であると初めて知った人物がレノですね。
市川レノ(いちかわれの)の戦闘スタイルは?識別怪獣兵器や解放戦力について解説!
レノの解放戦力は、選抜試験時に8%。しかしそこから成長が著しく、選抜試験よりわずか2ヶ月で18%まで成長します。同期ナンバーワンのスピードで急成長を遂げる、才能の一端を見せつけてくれます。
第3部隊副隊長の保科宗四郎に、隊長クラスへ成長していける逸材である兆し感じると言わしめるレノ。そんなレノの戦闘スタイルについて見ていきましょう。
専用武器は6号のナンバーズ
レノは怪獣6号のナンバーズの適合者として、正式に認められました。
第58話にて、これまで適合者なしとして保管されていた最強の兵器、ナンバーズ6と同調の兆しを見せます。適合テストでは負荷に耐えきれず意識を失い失敗に終わりましたが、そこからわずか1ヶ月で、実戦可能な数値まで実力を上げました。
適合者として適任かどうかのテストでもある分坑峠討伐作戦にて、フォルティチュード6.4の怪獣を相手にナンバーズ6を身につけて戦うことに。
古橋伊春との連携プレーのすえ、見事に本獣をの討伐に成功したため、緒方ジュウゴにも正式にナンバーズ6の適合者として認められたんですね。
今後ナンバーズ6を身につけて戦うレノの活躍に、注目が集まります。
術名は不明
まだ隊式術は登場していませんが、分坑峠討伐作戦での戦闘シーンから、冷気をコントロールする能力であることが分かります。
相当な冷気をまとっていることや、冷気をコントロールすることで足場を固定したり技を繰り出したりしている様子が描かれていました。
氷を扱うキャラクターは人気キャラと相場が決まっているので、レノにピッタリの技ですね(個人の感想です)。
市川レノ(いちかわれの)のかっこいいところをまとめてみた!
レノはよく「かっこいい!」と言われます。
ここでは個人的にかっこいいと思うところをまとめていきます。
絶対仲間を見捨てない
まず1つ目は、仲間思いのところですね。
防衛隊に入る前、カフカと一緒に余獣に襲われた時も決して逃げなかったことはもちろん、カフカが選抜試験でリタイアしそうになった時も、フォローするから一緒に戦おうと言いました。
自分の合否が関係している試験ですから、試験の点数稼ぎを優先したいはずなのに、評価よりも仲間を優先しました。以前カフカに助けられたこともあるため、恩返しという意味もあるかもしれませんが、誰にでもできることではありません。
仲間のために行動できるレノは本当にカッコいいですよね。
カフカを守るために強くあろうとする
カフカとの信頼関係もかっこいいな〜と感じさせてくれます。
レノはカフカからかなり影響を受けています。正義感の強いカフカの行動に心を打たれ、誰かを助けるために敵に立ち向かう防衛隊員を目指すようになっていますよね。だからこそ、カフカには防衛隊を続けて欲しいという思いも強いんでしょう。
怪獣8号というリスクを背負うカフカを助けたいという思いも、強く伝わってきます。カフカの正体を知っているのはレノだけであったこともあり、カフカが怪獣8号に変身しなくて済むように自分が強くなろうと決心しています。
カフカを支えるため強くなろうとするレノの姿はことあるごとに見られ、そんなひたむきなレノの姿には心を打たれます。
正義感が強い
正義感もレノの魅力の一つですよね。
レノは基本的にクールな性格ですが、胸の内に強い思いを秘めており、素直で正義感が強い一面を持っています。
仲間を大切にする正義感と、自分の弱さを認め、誰かを認められる素直さも持ち合わせています。この正義感の強さがあるからこそ、真っ直ぐ突き進むことができるのでしょう。
そんなレノからは、仲間を想う温かさが伝わってきますね。
怪獣8号に登場する市川レノ(いちかわれの)の名言、名セリフまとめ
最後に作中で登場したレノの名言、名ゼリフを3つに厳選しました。
まだだ、もっと強くならないと。先輩が変身しなくて済むように
まだだ もっと強くならないと
先輩が変身しなくて済むように…‼
怪獣8号2巻13話より引用
カフカとの関係はかなり濃く描かれていますが、仲間であるカフカを第一に考え強くなろうとしてるレノの決意はこの一言に表れていますよね。
誰かのために戦うことは、相当な覚悟と決意を必要とします。そんな覚悟があるからこそ、同期の中でも抜きん出て成長していると考えると納得です。
けど俺のなりたい隊員は、こんな時、仲間のために体張れる男だ
怖い
四ノ宮ですらやられた相手だ
俺に勝ち目なんてないけど俺のなりたい隊員は―
(中略)
こんな時仲間のために体張れる男だ‼
怪獣8号2巻15話より引用
怪獣9号に襲われ、増援も呼べない地獄のような状況で伊春とともに戦っているシーンです。ここにもカフカへの憧れが垣間見えますね。
自分より格上の怪獣を相手にすることは、相当な恐怖を伴います。死ぬかもしれない状況ですので、体が動かなくなっても不思議ではありません。
しかしかつてカフカに助けてもらったことを思い出し、レノは同じように伊春を助けるため、逃げずに戦う決断をします。
仲間を守る覚悟を決めて戦うレノの姿は、非常にカッコいいですね。
仲間を信じましょう
どうか無茶なことはしないで
正隊員になったんですから
仲間を信じましょう
怪獣8号4巻27話より引用
怪獣10号の襲撃時、レノがカフカのことを気遣っている言葉です。
カフカが正式に正隊員になったことで、より一層カフカがバレないようにという気持ちが伝わってきますね。
やっぱりカフカとの関係が濃密すぎるので「レノがヒロイン」と言われている理由にも納得ですね。笑
【怪獣8号】市川レノ(いちかわれの)まとめ
今回は市川レノについてまとめてみました。
レノは正義感が強く、仲間を大切にする人物であることがよく分かります。中でもカフカに対する想いが何より強いんですね。
そんな真っ直ぐなレノはどんどん急成長を遂げ、今後はナンバーズ6を背負って戦う主力隊員となると予想されますので、これからの戦いに注目していきたいですね。
一緒に作品を楽しみましょう!