今回は、今話題の人気コミック「怪獣8号」に登場する「保科宗四郎(ほしなそうしろう)」についてまとめました。
初期から活躍しており、現在までにしっかりと戦闘シーンまで描かれている数少ないキャラクターの1人です。
今回はそんな保科副隊長について、基本プロフィールから戦闘スタイル、専用武器、至極の名言まで、現在明かされている情報を網羅的にまとめました。

手に汗にぎる10号との戦いについてもお話していますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
※最新話までのネタバレを含みますので、ご覧になる際はご注意ください。
【怪獣8号】保科宗四郎(ほしなそうしろう)のプロフィールまとめ
年齢 | 不明 |
身長 | 171cm |
誕生日 | 11月21日 |
好きなもの | 読書 コーヒー モンブラン 単純なやつ |
役職 | 防衛隊第3部隊副隊長 |
保科宗四郎(ほしなそうしろう)は、防衛隊第3部隊副隊長であり、糸目でマッシュルームヘアの可愛らしい印象のキャラクターです。
関西弁でノリが良く、後輩の面倒見がいいイメージもありますよね。
賢さもかね備えているため、副隊長として指示を素早く出す姿からは、まさに部隊を引っ張っていくリーダーシップを感じられます。
その賢さから登場回数も多く、実際松本先生も
物語の真相に迫る探偵のような役割もこなしてくれる、作者的にかなり倒れるキャラ。
怪獣8号2巻おまけページより引用
とおっしゃっています。
そんな物語の進展においても重要な立ち位置を取っているのが、保科副隊長なんですね!



読書とコーヒーが好きなのは、個人的にギャップでした!
本読んでるシーンなんてありましたっけ?
保科の初登場シーンは?
保科副隊長は第4話にて、初登場を果たします。
主人公である日比野カフカたちの防衛隊選抜試験の前、第3部隊隊長の亜白ミナに対し
今回の受験者です
オモロそうな奴が多いですよ
亜白隊長
怪獣8号1巻4話より引用
と受験者リストを渡す形で登場しました。
ここでは名前などの詳細は不明でしたが、その後選考委員長として再登場し、ここで名前や第3部隊の副隊長であることがわかりました。



選抜委員長の立場として、新人たちを観察し見極めている様子からは、鋭い観察眼の持ち主であることが伝わってきますね。
一方で新人たち受験者に対して話している姿からは、副隊長でありながら非常に親しみやすいキャラクターであることが伺えます。
鳴海とはバチバチの関係…?
第57話にて、保科率いる第3部隊が、鳴海弦を隊長とする第1部隊を訪れるシーンが描かれます。
とくに保科副隊長と鳴海の衝突が描かれており、しょっぱなからケンカが始まりました。
ケンカっ早い鳴海が突っかかるのに対して、保科副隊長はことごとく冷静に鳴海の痛いところを突いていきます。



これを発端に各部隊の隊員たちも口論を始め、部隊同士のケンカが始まりました。
第1部隊副隊長、長谷川エイジが鳴海を止めることでいざこざは収まりましたが、いかに仲が悪いかが分かりましたね。
そして鳴海と保科副隊長の2人の関係がバチバチなのは間違いないのですが、これは鳴海が一方的に突っかかっていることが原因であるようにも感じますね。



長谷川副隊長の苦難たるや…。笑
保科宗四郎(ほしなそうしろう)の戦闘スタイルは?識別怪獣兵器や解放戦力について解説!
保科副隊長は、室町時代から続く怪獣討伐隊一族の生まれであり、今の主流とはいえない刀を武器に使用します。
解放戦力もなんと92%を記録しており、専用武器である2本の短刀を使用した高速近接戦を得意とします。



人間離れした動きでたくさんの技を使いこなしており、戦闘シーンもド迫力なんです!
専用武器は2本の短刀
専用武器である2本の短刀「SW-2033」を使います。
その軽さからか動きのスピードも別次元で、まさに刀を自由自在に操っているかのようです。
現在は2本の短刀を専用武器として使用していますが、今後は怪獣10号のナンバーズを使用する可能性が高いんです!
10号も近接戦を得意とする怪獣だったので、保科副隊長との相性はいいかもしれません。



持ち味である速さと10号のパワーをかけ合わせ、さらにパワーアップした戦いを見たいものです!
保科流刀伐術
技は専用武器を使用する、保科流刀伐術。
現在明らかになっている隊式刀伐術は1〜6式であり、どれも高速のスピードを誇ります。
- 1式空討ち(からうち)…目に見えないほど早い斬撃
- 2式交差討ち(こうさうち)…2本の短刀を交差させてクロスに切り裂く
- 3式返し討ち(かえしうち)…2式の技のあとに刀を返しながらも切る技
- 4式乱討ち(らんうち)…怪獣をバラバラにするほどの複数の斬撃
- 5式霞討ち(かすみうち)…見えない斬撃の2連撃を囮に、3連撃目で相手を斬る
- 6式八重討ち(やえうち)…標的を8等分するように切り裂く技
どれも超高速スピードで、アニメーションで見たいものばかりです!



それはそうと「〇〇式」が隊式以外になっているのは、今のところ保科副隊長だけですよね。
四ノ宮キコルも四ノ宮功も鳴海も、全員が「隊式」を使っています。
やはり「室町時代から続く怪獣討伐隊一族の生まれ」に関わってくるんでしょうか?
保科宗四郎(ほしなそうしろう)と怪獣10号の戦いについて徹底解説!
防衛隊立川基地に、いきなり数十体の怪獣が襲撃してきます。それら翼竜型怪獣を率いているのが、なんと怪獣10号だったんです。
両者ともに実力が拮抗し、どちらも引けを取らない戦いをくり広げますが、初めは保科副隊長が一歩優勢。
ところが劣勢に立たされた10号は、その後巨大化しフォルティチュード9.0まで上昇します。



1人ではとうてい手に負える状態ではありませんが、保科副隊長は立川基地のため、防衛隊のため、日本のために戦い続けます…。
しかし全解放を10分以上続けたことで、スーツがオーバーヒートしてしまい、これ以上戦うのは危険な状態に。それでもなお一撃をあたえようとしますが、10号に見切られカウンターをくらい、戦闘不能になってしまいました。
そんな状態でも、副隊長としての務めを果たそうと保科流刀伐術を駆使し、必死に攻撃を続けますが、ついに10号に捕まり絶体絶命のピンチ…。
この時点で保科はボロボロの限界状態ですが、ミナの期待に応えるべく、仲間を守るべく戦います。そして、第3部隊の連携により、ようやく10号を倒すことに成功するのでした。
怪獣8号に登場する保科宗四郎(ほしなそうしろう)の名言、名セリフまとめ
ここではそんなかっこいい保科副隊長の、名言や名セリフをまとめていきます。



10号との戦闘時に、めちゃくちゃかっこいい言葉をいくつも残してくれましたので、今回はその中から3つだけピックアップしています!
隊長に任された留守や、死んでも守る
隊長(あの人)に任された留守や
死んでも守る
怪獣8号4巻29話より引用
怪獣10号と戦っている時に出たセリフです。
ミナが不在の中、保科副隊長は第3部隊の要として隊員たちを守るべく、全身ボロボロになりながらも体を張って戦いに挑みます。



ミナからの信頼や期待に応えようと戦い、自分の信念を貫く姿に心を打たれました…。
あと10秒、いや5秒でいい、動かんかい体ア
あと10秒
いや5秒でいい…
動かんかい体ァ‼
怪獣8号4巻30話より引用
怪獣10号との戦闘にてミナが合流したことで、絶体絶命のピンチからチャンスに一転します。
保科副隊長はこの時すでに限界を迎えており、無茶だと言われながらも最後の力を振りしぼって戦いました。



自分に言い聞かせているこのセリフから、本当に限界ギリギリで戦っていることがわかり、みんなのためにここまで戦える保科副隊長は、本当にカッコいいなと思いましたね…。
それだけが僕の存在証明や
斬って斬って斬り開け
それだけが僕の存在証明や
怪獣8号4巻30話より引用
上記のセリフに続く言葉です。
ミナにかつて言われた「私が敵を射抜くとき、君がその道を切り開いてくれないか」という約束を守ろうとする想いがひしひしと伝わってきます。
それまで周りの人間から散々諦めろと言われてきた保科副隊長を、初めて認めてくれたのがミナ。だからこそミナのその言葉が、保科副隊長の進むべき指針になっているのでしょう。



上司と部下の信頼関係に心を打たれましたね…。
【怪獣8号】保科宗四郎(ほしなそうしろう)まとめ
保科副隊長は怪獣8号の連載が始まって以来、長く活躍しているキャラクターの1人です。
カフカたち新人とのやり取りから、親しみやすいキャラクターであることが伺え、さらに怪獣10号戦では圧倒的な存在感を放ちました。



そんな保科副隊長の戦う姿や、そこから生まれた数々の名言は、心に響くものがありますよね。
限界ギリギリの状態でも、自分のために、仲間のために戦う姿には心打たれます。
面倒見もよく正義感の強い副隊長、本当にカッコいいですよね。これから10号のナンバーズとともに戦う保科副隊長を見られるのが楽しみです。
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